韓国映画「津波」を見た。

韓国の釜山に津波が押し寄せて人々の命を奪うというストーリーの映画「津波」を見た。日本では、特に東北の人はこれを見たら心穏やかではいられないだろう。

韓国の人は自国には地震も、また津波にも縁がないと思っている。だから、高層建築物も万全な耐震設計とは言えない代物で、デパートのビルが揺れたとか、そんなニュースが報道されたこともあった。

この映画では、日本海(韓国の人が主張する東海)の海底で地震が起こり、それによって一大イベントが開催されている最中の釜山を津波が襲うという設定。

津波とは無縁だと信じていた韓国人たちは、海から少しでも遠くへ遠くへと逃げ惑う。しかし、彼らの生命力は凄い。逃げる時には転んでいる人の頭も平気で踏んでいくのだ。

彼らが逃げるシーンは涙なしでは見られない。それが「泣けるシーン」だからではない。これはあくまで映画だが、東北大震災で津波の犠牲になった人たちはもっとこれより酷い光景を間のあたりにしていたはずだと想像するだけで、その真実の重みに泣けてくるのだ。

ロサンゼルス暴動から20年。

ニュースで「暴動から20年」と言っていて、はっと我に返った。そうだった、あれから20年が経ったのだ。

私はその年の3月1日に単身渡米した。そして4月の末、私は一人でビバリーヒルズのアパートに住んでいた。当時はまだ仕事もしてなかったので、ぼんやりテレビを見ていたら、ブレーキングニュースが(いわゆる速報?)。

それは空からの映像で、白人のトラックドライバーが黒人男性たちに車から引きずり出されて、路上で殴る蹴るの暴行を受けていた。なにごと?これが暴動の発端だった。

発端と言えばさらに遡り、黒人男性に暴行を加えた白人警官たちが無罪になったのを受けて、このトラックドライバーへの暴行事件は発生した。ドライバーはただの通りすがりだったのに…。

さらに韓国系スーパーのオーナーが、黒人少女の万引きを疑って射殺した事件もその前に起こっており、これでまた黒人たちは韓国人にも怒りの矛先を向けた。

当時のアパートから東の空にはモクモクと黒煙が上がっていた。そこはちょうどコリアタウンのあたり。韓国人商店は次々に焼き討ちにあい、韓国人オーナーたちは銃を持って自衛する映像がニュースで流れた。

あの暴動から20年。人種間の溝は埋まることはない。フロリダでも白人自警団のメンバーが黒人少年を正当防衛だと言って死に至らしめたのは最近のことだ。

日本人は外国に憧れない。

日本、中国、韓国、アメリカの中学生にアンケート調査したら、「海外に留学してみたい」と答えた数が一番少なかったのが日本人だったんだって。そうかも。

海外に興味ないのは「自信がない」「言葉の壁がある」「面倒くさい」という理由から。あーあ、どんどん内向きになっているし、行動的ではなくなっている。

実際、いろんな事情でアメリカに来て生活している日本人も必ずしも積極的とは言えない。先日、友人(会計士で日英バイリンガル)が駐在員の奥様が集まるセミナーに誘われて行ってきたと言う。「もうびっくりしたわ。どんなに短い英語のフレーズでも日本語の通訳が入るの。英語を学ぼうという気持ちが全然ないのかな、彼女達には」と彼女。

そう言えば、私の知り合いの女性(この方も旦那様が駐在員で仕方なく来た組)は「アメリカに来てから一度も銀行に行ったことがない」と言っていた。そういう用事も旦那さんが済ませてくれるのだそうだ。

銀行に行かない理由、それは窓口で銀行員に英語で話しかけられるのが怖いから。もうそれだけで固まってしまうんだとか。

日本の中にいても外国に目が行かず、事情があって外国暮らしになっても現地の文化や言語を学ぼうとしない日本人…どうやればこの傾向は変わるんだろうか。

アメリカの学校は資金不足。

日本ではますます給食費を払わない親が増えていると聞いた。払わない理由に「公立の学校はタダではないの?」と開き直る親がいるとか。

そういう日本の親はびっくりして絶対に払わないだろうと思えるのが、アメリカの学校への寄付金。しかも公立校。学校の運営費は保護者が寄付活動をしたり、実際にキャッシュを寄付したりして賄わないといけない。

私が暮らすのはロサンゼルス郊外の海沿いの住宅地。比較的中の上レベルの閑静な住宅地だ。大きな企業などがないからか、運営費が足りず、学区からは寄付金の矢の催促である。しかも1家庭当たりの寄付金額が決まっている。年間360ドル。これって1日1ドル、つまり1日80円ずつ学校のために寄付しましょうということに等しい。

寄付しないとどうなるか。まず教師が解雇され、1クラスの人数が増える。備品が買えなくなる。音楽などの授業がなくなる。既に体育や美術は親のボランティアが教えている!

しかし、寄付金依頼の手紙の最後の文を見てずっこけた。「寄付金の金額を学区内の全小学校で毎月競います。1位の学校には毎月iPadが進呈されます!」だって。iPadプレゼントするお金があったら、数ドルでも寄付金総額を減額してほしい。なんだか矛盾してる。

小中学校でも留年を、橋下市長の提案。

 大阪市の橋下市長が「義務教育の小中学校の間でも、必要な学力に達しない児童には留年を」と提案。これ、日本の中ではきっと大問題になっていると思う。

何と言っても、日本人は横並びに慣れているから。何歳は何年生、と高校に進学するまでは決まっている。高校で初めてそこに食い違いが生じ、「あ、中学浪人したんだ」とわかる。

アメリカでは小中学校でも留年は普通にあるし、少し前までは親がわざと学年を落としていた。同い年の子と競争するよりも年下の子との方が勝ち目がある、という理屈。

私は日本人的に「クラスメートは皆同い年」と思い込んでいたのに、息子の友達の誕生会に招待されて初めて「2歳年上!」と知ったこともあった。つまり、わざとではあるけど「2年留年」と同じこと。

日本にこれまで義務教育の留年制度がなかったから戸惑う人も多いだろうが、市長が言っているように結局は「子供本人のため」だと思う。あと、思ったのは、昔の教師は九九を暗記できない子の面倒を放課後みたりして、一人ひとりの子に目を配っていた。でも今の教師はモンスターペアレンツを恐れるばかりで、子供に対する目が行き届いていないのではないだろうか…。

留年制度を作ったら子供に目がいくようになる、と言っているのではない。必要な学力を時間がかかっても身につけるのが義務教育の役割。少し早く社会に出たからって、ニートになったりしては元も子もない。最終的に常識と基礎学力を身につけるまで、公立の学校が面倒をみればいいのだ。まずは大阪市だけでも。

2年で修了できる10万ドル超えの仕事。

今朝のヤフーニュースに興味深いタイトルが。その題名は「2年で修了できる年収10万ドルの仕事」。アメリカも日本に漏れず、「いい給料もらうためにまず大学に行きなさい」と子供のお尻を叩き、大学だけではいい仕事に就けず、さらに修士課程に進み、それでもダメで博士課程…なんてことが珍しくない。

しかし、ウォール街をはじめとした「金よこせ」デモは、実は高学歴にかかわらず仕事に就けない人たちが起こしていて、結局、高学歴でもお金儲けできないじゃないか、アメリカは…といった矛盾も抱えている。

そこで、2年履修して資格を取っただけで高収入確実という、今回のトピックはとっても実用的に思えた。どんな仕事が並んでいたかというと。1位はエグゼクティブペストリーシェフ。日本で言えば鎧塚さんとかアオキさんとか、そういう高級なお菓子を作る仕事。

2位がマスタープラマー。プラマーって日本語で何と言うのか。えっと配水管、給水管のつまりを直す人。配管工?3位はレントゲン技師。4位がICUの看護師。そして5位がメタルシーツワーカー。耳慣れない仕事だけど、要はダクトなどの金属製のシーツを扱う専門職のことだそう。

いずれも年収10万ドル超えが堅いと言われている高給職。今、円高だから800万円くらいにしかならないけど。それでも2年勉強しただけで就けるんだから、しっかり学費のモトが取れる仕事と言えそう。


タイガーの前妻が12億円の豪邸を…。

いろいろあって離婚したタイガー・ウッズ。彼の前の奥さんが住む12億円もの大豪邸が取り壊された。それを聞いた時、「タイガーからもらったものは見るのもいやで、慰謝料で新しい家を建てるため?」と早とちりしたけど、違った。

何でも1920年代に建てられたその豪邸、シロアリで傷んでしまってるらしい。フロリダはハリケーンに襲われる地域。つまり、シロアリでぐらぐらになっているところに、自然災害に襲われたらひとたまりもないということで、取り壊したのだそうだ。

家庭生活も崩れて家も崩れたらしゃれにならない。今度はハリケーンが来ても崩れない鉄骨の家でも建ててください。

天然放射線量って?

武田先生のブログがいつのまにか音声になった。子供たちの冬休みに、西海岸から日本に帰省するので、日本の放射能のことが気になって久しぶりに読んで、というか聞いてみると。

年末年始に首都圏から放射線量の少ない地域に一時的に避難するとしたらどこがいいか、というリスナーの質問に武田先生が答えていた。

先生の回答は、石から発する天然放射線量が少ない地域がおすすめとのこと。もともと多いのが岡山や広島あたりと言っていた。もちろん、普段暮らす分には問題ないのだろうが、せっかく避難するなら、そのもともとの数値が低いところの方がいい、というわけ。

先生の一番のおすすめの場所、それは大分県!天然の数値が低く安心。しかも魚が食べられるというわけ。北海道と青森、秋田の日本海側もいいらしい。あと伊豆半島も天然の数値は低いが、いかんせん太平洋側(福島原発とつながっている)なので魚が食べられないのが難点という。

そういうわけで、偶然でびっくりしたが、私が帰省する先は大分県!なのだった。自分だけ良ければいいということじゃないけど、子供連れなのでやはり安心した。

ターマイトをやらナイト。

ターマイト、つまり害虫駆除。日本ではシロアリ駆除?とにかく一軒家でもアパートでも10年に一度が害虫駆除の目安らしい。

金曜の朝、隣家の主人が報告に来た。「我が家にターマイトのテントを張るのでお宅の裏庭にくいを打ったりする必要がある。業者が入るがいいか?」

私には気がかりなことがあったので、そのまま質問。「裏庭には大事なアボカドの木がある。ターマイトの薬品でアボカドが食べられなくなったりしないの?」

彼は業者を呼び、確認した。業者いわく「テントの外なら問題ない」って…。本当かな?

まずテントを張る前に(テントの中でバルサンの巨大版みたいな薬品が焚かれる)、隣家は修理をしているようだ。その後、3日間、テントをかぶることに。

怖いのが爆発。火がつくと一斉にテントも何もかも吹き飛ばされてしまう。10年前、近所でその事故が起こり、辺り一帯の家々の窓ガラスが吹き飛ばされたことがあった。

爆発の確率は低いとはいえ、ちょっとドキドキの3日間である。

広告はインパクトか?

いつもお騒がせのベネトンの広告。今回は「憎しみに反対」というメッセージを送るために、ローマ法王とイスラム教の指導者を合成写真でキスさせた。オバマ大統領も中国の国家主席とキスさせられている。

これにローマ法王側が抗議。信者への敬意を欠いた行為だとして、広告を取り下げさせた。

その前に、ちょっと疑問。広告に勝手に登場させられていること、イコール個人の肖像権の侵害には当たらないの?それとも公人だから許されるのか?

ベネトンと言えば、随分前にエイズで瀕死状態の男性を主人公にした広告写真が強烈だった。ベッドの回りには彼の死を惜しむ家族や友人(多分)が取り囲んでいた。

でもあのメッセージが思い出せない。写真のインパクトが強すぎて一体何が言いたかったのか、そっちがうやむやになっている。

広告はインパクトとはよく言われるが、ベネトンの目的は何だろう。少なくともあれらの広告を見てベネトンの製品を買おうとは思わない。そんなちっちゃなことが目的じゃないんだろうな、多分。

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